初恋の嵐

ようやく立春です。
それで春の予兆、というかおとといくらいから、急にきた!
もう「初恋の嵐」ばっかり聴いている。
たーくさんのバンドや音楽の中から、1個好きになるって
ほんと恋愛のようなもの。
それに向かっていく流れも、自分の恋愛にほんと似てるなって思う。
かなり執拗・・・笑
ありとあらゆる音源(同時期にやってたコモンビルも)、インタビュー、ラジオ
行きつきました。
インターネット、すごいね。

ただただ好きです。
たぶん、西山くんの声と言葉に一番やられてしまっているんだろうけど。
でもやっぱりバンドだからこそのものなんだろうな。
『セカンド』の最初、「どこでもドア」「ジョイント」「だんだんわからなくなる」を経てカントリーホーム、この流れが好きすぎて何回も聴いてる。
「カントリーホーム」隅倉さん曰くいなたい感じの曲って私結構好きなんだよなって気づく。新鮮。
「雨やどり」聴いて、すぐにサニーデイサービス!って思って
うちにある唯一のサニーデイ『東京』を引っ張り出してきて聴いてみたり。
1996年発売って、ハタチの時聴いてたのかな?
西山くんはサニーデイが好きだったみたいだけど、初恋はそれよりもっとロックで土臭い感じ。

メロディーへの言葉ののせ方がすっごい独特だからいつのまにか耳をじっと傾けてしまう。こういうどっちかっていうとシリアスなものって苦手だと思ってたんだけど。シリアスな言葉をつづりながらも、どっかそれを冷めた感じで歌っている感じもして、くどくなくてむしろ爽快で色っぽい。
フジ山内氏がうたう「だんだんわからなくなる」もとっても良かった。この人の唄にこんな側面があったとは!とちょっとびっくりした。
まだまだいろいろ出てくるかもな〜。

『セカンド』があまりにもよくて、それであんまり聞いてなかった『初恋に捧ぐ』をあらためてきちんと聴いてみたらこれもまたすごくよかった。このかわりようはやっぱり恋しちゃった以外考えられない。
「初恋に捧ぐ」も「真夏の夜の事」(このPVが山本太郎緒川たまきだった・・時代を感じた)もいいんだけど、マキシシングルとして出した「untitled」がすごく好き。ベースソロのイントロから始まって、「お願いだ〜」という歌いだしにまずやられ、アウトロのベースのリフがほんとかっこいい。

『セカンド』発売前日にやった初恋の嵐と第2期フジファブリック特集のラジオを聴いていた時に、フジについて「フジファブリックの音楽を聴いているのではなく、フジファブリックのドラマを聴いているんじゃないかっていううしろめたさを感じていた。でもLIFEを聴いてそれがなくなった」というようなメッセージを送っている方がいた。で、私もめっちゃそれはあるなって思うし、初恋に関しても、きっとどこかでこのバンドのドラマにひきよせられているんだろうなって思う。この2バンドはドラマの意味合いがちがうから比較はできないものだけど。でもそれが良いとか悪いとか、なんにも知らないでまっさらで聴いてたらどうなんだとか、いろいろキリはないんだけど、今ほんとにわくわく聴かせてもらってるので、ドラマも含めて味わい尽くしたい。
たぶんこういうことが言いたいんじゃないと思うんだけど、たどり着けないので今日は終わり。