フジファブリック「LIFE」

「LIFE」聴いております。
しつこいくらいに聴いてしまうからほどほどにしようと思う。
ラジオとか聞いて雑誌のインタビューとかも読んでるからいろいろ大いに感化されてしまってるけどちょっと感傷的な感想を。

ちょっとびっくりした。
「STAR」「VOYAGER」と出してきてこんな場所にたどり着いちゃったんだ!って。
出発して探索してえらいもん掘り当てちゃった感じのアルバム。
演奏とかアレンジとかほんとめちゃめちゃかっこいいのは変わらずで
「F.T.79」「祭りのまえ」ときて「efile」の流れとかほんと気持ちいいなとか。わくわくしてしまったり。「robologue」はアルバムの中でおいしいスパイスだなと。ピアノ大好き。詞の世界も。
「シャリー」の笑い声とか、「sing」の生っぽい感じとか、
メンバー以外の一緒に音作りしてくれてる人たちも、このアルバムの行先をすごくよくわかっているんだろうなって。
どの楽器の音もほんと良くて鳴ってるものに無駄なものがないっていうか。

歌からつくられたほとんどの曲たち。
歌詞を拾いながら聴くと、なんかこういろんな風に聴けてしまう。
詞の設定もいろんな場合を考えてみたり、自分に寄せてみたり、総くんの個人的な感情に近づいてみたり。
演奏もそれに拍車をかけてくる。

「卒業」
この歌はやっぱり志村君をどうしても思う。
“悲しみはこのままと雨と流れて行けよ”
ようやく少しかもしれないけど志村くんのことを悲しむことができるようになったのかな・・・と。
でも悲しむってことは受け入れることだから・・・つらくもあるけれど。でも思い出は鞄に詰め込んだからいつでも思い出すことができる、また会えるんだっていう強いものも感じて。もちろん演奏からも。


まとまらないけどまあいっか。
そろそろ寝ないとね。
結論はフジファブリックの作る音楽が好きだなぁと改めて思った次第です。
このアルバムは新体制のフジがなんとなく受け入れられなかったりした人でも聴けるんじゃないかと思うのですが・・・どうなんだろ?