桜の樹の下

すごーく久しぶりにポレポレ東中野へ。

変わってない!
上映している映画も。

見たのは「桜の樹の下」
20代の女性監督がとったドキュメンタリー。
仕事もお年より関係に切り替えちゃったし、
おばあちゃんおじいちゃんがでてくると反応してしまう。

これドキュメントなの?ってくらいなんか
ふあふあしてファンタジーみたいだった。
川崎市の高齢化した団地。単身高齢者の受け皿。
内容は超シビアな現実なのに。
物を拾ってきてため込みごみ屋敷化してる岩崎さん。
さんざん世話になってきた友達が亡くなっても、
「私はいつ死んでもいいと思ってるけど、生き続けたい、名を残したいねえ」
といい顔でいいながらごみに囲まれた部屋で懲りずに編み物している奇天烈加減最高。蓋のない二層式の洗濯機を拾って家まで運ぶシーンとか、思わず笑っちゃう。

映画を見る前に雑誌クロワッサンの特集記事で、98歳の現役女医さんの生活ぶりが紹介されてて読んでたけど、それもそれですごいんだけど、
桜の樹の下にでてくる方々の生活って想像を超える。

ってか、クロワッサンって自分よりも世代上とおもってたけど、
いつのまにかドンピシャになりつつあることに気づいた・・・

また行きたいな、ポレポレ。