音楽と人LIVE2016「東京アコースティック百景」@新木場STUDIO COAST

突風の中新木場へ。

音楽と人主催のイベント。入口のところでチケット切ってもらうときに、今日お目当てのアーティストいますか?って不意打ちにきかれて、うっ、とつまりチケット慌ててみて思わず山崎さん!と口走ってた・・・
あれって結果はどこにフィードバックされるんだろ。しかも正の字とかでチェックしてるわけじゃなそうだし。この前の浜崎さんイベントでも確か聞かれたような。

フロアも全部椅子席になっていた。横長。
後方2階席からで、距離は遠かったけど、よく見えた。
あとから知ったけど、ロビーにギターとか展示してあったのね・・・

オープニングアクトの沖ちづるさんは間に合わなかったけど、
ちょうど席ついてしばらくしたら山崎まさよしさん登場。
山崎さんが最初ってことは、山内くんはトリだな〜と予想。
月とキャベツのころ、MDに入れてよく聴いていたな〜。初めて生唄、聴けてうれしかった。もっとガンガンってかんじで迫ってくるのかと思ったけど、今日のメンツの中で一番年老いていることを強調され、途中鍵盤弾き語りもしつつ、さらりと終了。なんでもできるんだなぁ、すごいよ〜。
Stingのカバーがよかった(あとから調べた。Englishiman in new york)。

もち時間は30分って決まっていたようで。
間の転換の時間が結構長かった。

次はMrs.Greenappleの大森くん。
山崎さんの次でとんかつが口からでるほど緊張する〜といいながらも、
客席に拍手お願いしたり、頑張ってた。
19歳の唄声にちょっと震えちゃった39歳。
唄声に震えたのか、その若さゆえのパワーにやられちゃったのか・・・
バンドの音もちょっとしか聴いたことないけど、大森くん良かった。
腰低くてかわいい感じなんだけど、MCの内容は自分にたいしてもバンドに対しても自虐的というか、そんな感じだった。

次はきのこ帝国の佐藤ちあきさん。
小さいかわいい女の子がギターもって一生懸命歌ってる見た目に相反して、発せらるものは泥沼から一生懸命何かを探してるみたいな感じ。そこまでじゃないか・・・。真っ暗じゃないけど、暗い。森田童子が一瞬頭をよぎる。
山崎さんのカバーもしたけど、その選曲もマニアックなかんじ。まさよしさんの曲、知らないからなんとも言えないけど!彼女らしい選曲なんだろうな、と。お兄さんがまさよしさんのコピーをしていて、それに影響されて自分もギターやってみた、って話していた。
ちょっときのこ帝国の方を聴いてみたいぞ。

で、トリはフジファブリック山内総一郎
弾き語りって、ギターは唄のあくまでも伴奏であるというイメージだけど。
山内くんの場合、唄もギターもその両方の役割をもってて、まるでバンド演奏を聴いているかのようないろんな音に包まれる。ギター聴いているだけで飽きない。
ドラムもいればキーボード、ベースもいる・・・。
良かったのは「桜の季節」。ちょっと攻撃的な男くさいアレンジ。最初何の曲かちょっとわからなかった。かっこよすぎです。
「LIFE]のあのギターソロを歌いながらやったと思ったら、疲れたといって休憩してみたり、最後の「虹」も途中お客さんからの手拍子にうれしいと感想言って曲止めたり、アウトロもながーくて最後は「セロリ」即興で挟み込んでみたり。
えらい自由に楽しんでやってた。虹の最後もバンドの時みたいにジャンプして音止めてたよ・・・。常にバンドマン感覚なの?
芸は身を助けるって言葉が浮かぶ・・。ちょっと意味が違うけど。技術があれば何でもやれちゃう。
山内くんのやってみたいことがぐっと詰め込まれた弾き語り、楽しかったです。
そういえばMCでおそらく熊本の震災を踏まえての発言してたっけな。

最後は、音人の樋口さんからセッションやってほしいといわれた、とのことで、
「daydream biliever」を4人でやっておわり。
1人一人がこれくらいの持ち時間あると結構聴いた気にもなるし、全部で3時間、座ってたし満足感>疲労感だった。日曜の夜は電車もすいてるしね。