桜の樹の下

すごーく久しぶりにポレポレ東中野へ。

変わってない!
上映している映画も。

見たのは「桜の樹の下」
20代の女性監督がとったドキュメンタリー。
仕事もお年より関係に切り替えちゃったし、
おばあちゃんおじいちゃんがでてくると反応してしまう。

これドキュメントなの?ってくらいなんか
ふあふあしてファンタジーみたいだった。
川崎市の高齢化した団地。単身高齢者の受け皿。
内容は超シビアな現実なのに。
物を拾ってきてため込みごみ屋敷化してる岩崎さん。
さんざん世話になってきた友達が亡くなっても、
「私はいつ死んでもいいと思ってるけど、生き続けたい、名を残したいねえ」
といい顔でいいながらごみに囲まれた部屋で懲りずに編み物している奇天烈加減最高。蓋のない二層式の洗濯機を拾って家まで運ぶシーンとか、思わず笑っちゃう。

映画を見る前に雑誌クロワッサンの特集記事で、98歳の現役女医さんの生活ぶりが紹介されてて読んでたけど、それもそれですごいんだけど、
桜の樹の下にでてくる方々の生活って想像を超える。

ってか、クロワッサンって自分よりも世代上とおもってたけど、
いつのまにかドンピシャになりつつあることに気づいた・・・

また行きたいな、ポレポレ。

サンフジンズ問診過注射2016Vol.3@代官山UNIT

サンフジンズ対バン企画。
毎月3日に行うこの企画、3月は1,2,3日と行われ、
いろいろ迷った末に、「本日休演」の日を選んでみた。

小さいとこだったから、結構前のほうで表情もよく見えた。
最初は本日休演。
京都の現役大学生だそう。岸田くんよりも偏差値高いとこだって。
あとで民生さん、「偏差値を変な方向に使ってるな・・」と。
最初から乗るに乗れない変拍子の曲。8分の7的な。
こういうのでも聴いたことないかも!!と新鮮。
ついてこうと一生懸命聴いた・・・笑
2曲目もそんな感じ。
ギターの人もピアノの人も歌う。
ピアノの方のMCで笑いが・・・
3曲目だったか、ベースの人が指揮者の恰好に着替えその指揮に合わせて演奏。
DJの人がレコードを操るが、そのレコードの代わりが生演奏、みたいな。
最後はまっとうなリズムでちょっとヒートアップして終了。
なんだか祭りのお囃子隊みたいだ。
ふざけてるのか真面目なのかたぶんいろんなことやりたい人たち・・・なのかな。
でもなんかいい雰囲気だった。演奏するの楽しそうで。
その後サンフジンズがでてきてドーンって音鳴らした時、
あまりにも圧倒的過ぎて、こりゃあ完全に彼らが引き立て役になっちゃった〜とも思ったが。

転換後サンフジンズ
本日休演が終わったら、一回後ろからどーんと詰め寄りがあり、
サンフジンズがでてきたらもう1回そんなのがあったような気がする。
バンドも、お客さんも楽しみ方に慣れている、そんな雰囲気だった。
新曲もないし、やる曲も限られてるし、みんなベテランで上手いし、
みんなサンフジンズが本業じゃないし、
こっちも変な緊張感なくて、すごく大人な楽しみ方ができる分、
ちょっとほんのちょっと物足りなかったりもする。
演奏はすごーく聴きごたえ満載だけれども。
民生さんのベースラインとかそれだけで超満足。
この日、岸田くんはメガネをかけておらず、髪の毛もセットされてて
眼の下のクマがちょっときになったけど眼光鋭くて、目が見れなかった。
あんな痩せてて大丈夫なの?
メガネをかけていないことにライブ中気づく民生もどうなんだ・・

ラッコ

池袋サンシャイン水族館のラッコ展示終了...。
1頭はなくなり、もう一頭は他の水族館へ。
ラッコって絶滅危惧種に指定されてるとは知らなかった。
人気の時に行ったな〜っていう記憶がある。
ラッコとマンボウが好きで。
水族館は色々行ってるけど、ここは最多だと思われ、
ラッコの仰向けで浮いてる姿がほんとかわいいんだよな〜。
29日までの展示か...
しみじみしただけで、どうしてもサンシャインでラッコ!
というわけでもなかったりする...笑
水族館の中で生きて死ぬって動物たちにとってどうなんだろ?
ひつじのショーンみたいであると思いたい。
最近読んだ、いしわたり淳治の本で家電が擬人化されている話しが
あったけど(ある意味怖い話し)、それを思い出してしまった。
ひつじのショーンレベルなら人間を許容しててくれていいんだけど。

ラッコからいしわたり淳治に...
たぶん同級生であろういしわたりさん。
なんかもう、わかる!!
っていうエッセイというか小説だった。面白かった。
スーパーカーは全然通ってこなかったな〜。

フジファブリック柏は倍率高いようですな。
ツアーでひとつ行ければいいんじゃないのか?
でも東京じゃない小さいとこで見てみたいんだよなあ。
4月から増える制約とただただ減ってくお金のことは
どーでもよくなる〜。もうだめだよホント。
機能しない遊園地状態。

ゆるゆる

今夜は寒い。
朝の日差しは、鳥も鳴いてたし春だなぁと思ったんだけど。
日は長くなったなー。

今日は在宅医療の講演を聞きに行く。
思ったよりすごい人で、高齢の方も多くて
みんな切実に考えているんだなあと肌で感じる。
病院で死ぬことが必ずしもさみしいことではないと思うけど、
自宅でも最後を迎えられるんだという選択肢は
確実にあってほしいと思う。
国が在宅医療を推してるのは、結局はその方がお金がかからなくてすむからだそうだけど。
死の不可逆性、不可避性の話を聞いて、
死と生は表裏一体なのかも、でも一直線上にある?そんなイメージが浮かぶ...

とここまでかいてたらねてた...
起きたら軽く雪積もってる。
寒い〜。

講演の後は温泉に行きまったり。
お風呂入るとゆるむな〜。
偶然にも友人家族に会い、
シカオちゃんの新譜はどう〜?なんて緩い話しをしたり。
完全生産限定版にはシカオちゃん人形がついてるんだとさ。
それは買わんが、もうしばらくしたら買って聞いてみよ。
聴きたいものがたまってくな。

初恋の嵐

ようやく立春です。
それで春の予兆、というかおとといくらいから、急にきた!
もう「初恋の嵐」ばっかり聴いている。
たーくさんのバンドや音楽の中から、1個好きになるって
ほんと恋愛のようなもの。
それに向かっていく流れも、自分の恋愛にほんと似てるなって思う。
かなり執拗・・・笑
ありとあらゆる音源(同時期にやってたコモンビルも)、インタビュー、ラジオ
行きつきました。
インターネット、すごいね。

ただただ好きです。
たぶん、西山くんの声と言葉に一番やられてしまっているんだろうけど。
でもやっぱりバンドだからこそのものなんだろうな。
『セカンド』の最初、「どこでもドア」「ジョイント」「だんだんわからなくなる」を経てカントリーホーム、この流れが好きすぎて何回も聴いてる。
「カントリーホーム」隅倉さん曰くいなたい感じの曲って私結構好きなんだよなって気づく。新鮮。
「雨やどり」聴いて、すぐにサニーデイサービス!って思って
うちにある唯一のサニーデイ『東京』を引っ張り出してきて聴いてみたり。
1996年発売って、ハタチの時聴いてたのかな?
西山くんはサニーデイが好きだったみたいだけど、初恋はそれよりもっとロックで土臭い感じ。

メロディーへの言葉ののせ方がすっごい独特だからいつのまにか耳をじっと傾けてしまう。こういうどっちかっていうとシリアスなものって苦手だと思ってたんだけど。シリアスな言葉をつづりながらも、どっかそれを冷めた感じで歌っている感じもして、くどくなくてむしろ爽快で色っぽい。
フジ山内氏がうたう「だんだんわからなくなる」もとっても良かった。この人の唄にこんな側面があったとは!とちょっとびっくりした。
まだまだいろいろ出てくるかもな〜。

『セカンド』があまりにもよくて、それであんまり聞いてなかった『初恋に捧ぐ』をあらためてきちんと聴いてみたらこれもまたすごくよかった。このかわりようはやっぱり恋しちゃった以外考えられない。
「初恋に捧ぐ」も「真夏の夜の事」(このPVが山本太郎緒川たまきだった・・時代を感じた)もいいんだけど、マキシシングルとして出した「untitled」がすごく好き。ベースソロのイントロから始まって、「お願いだ〜」という歌いだしにまずやられ、アウトロのベースのリフがほんとかっこいい。

『セカンド』発売前日にやった初恋の嵐と第2期フジファブリック特集のラジオを聴いていた時に、フジについて「フジファブリックの音楽を聴いているのではなく、フジファブリックのドラマを聴いているんじゃないかっていううしろめたさを感じていた。でもLIFEを聴いてそれがなくなった」というようなメッセージを送っている方がいた。で、私もめっちゃそれはあるなって思うし、初恋に関しても、きっとどこかでこのバンドのドラマにひきよせられているんだろうなって思う。この2バンドはドラマの意味合いがちがうから比較はできないものだけど。でもそれが良いとか悪いとか、なんにも知らないでまっさらで聴いてたらどうなんだとか、いろいろキリはないんだけど、今ほんとにわくわく聴かせてもらってるので、ドラマも含めて味わい尽くしたい。
たぶんこういうことが言いたいんじゃないと思うんだけど、たどり着けないので今日は終わり。

悩む楽しみ

フジのツアーが発表された〜。
今回は小さなところをまわるんだね。
春の全国ツアーって言ってるから
東北、北海道は秋のツアーで?
ツアータイトルは新譜がらみだろうか・・・。

磔磔に行きたいなぁと思うけど、強行できなくもないけど
ここは無理せずにいよう。
・・・千葉があった!!
生まれ育った場所ってだけだけど。
千葉でフジを聴いて大きくなったわけでもないけれど。
柏にもあんまり行ったことないけど。
でも千葉で聴いてみたい!
千葉、東京で検討。


サンフジンズの問診過注射もReiちゃんか本日休演で
迷ってたんだけど、やっぱりバンド見たさとか日程で
本日休演にした。本日休演は岸田くんがらみ?
Reiちゃんはラジオで聴いて、こんなかわいい声の子がこんなギターソロ弾いちゃう?と思ってびっくりして。ジョニーウインターが好きだとか。
調べたらSMAで、CDもついつい購入しちゃったら
歌詞カードに全曲使ってる楽器名称が書かれてた・・・
楽器好き?楽器おたく?
ちょっと見てみたくもあったけど。
女の子がめっちゃロックなギターをがしがし弾く姿も憧れ。

雪が落ち着いたと思ったら、
今度はインフルエンザで閉じこもりを食らう。
思いめぐらしてひたすらじーっとしてやるのだ。
初恋の嵐「セカンド」。
「初恋に捧ぐ」よりこっちの方が好きだなと思いながら聴いてる。
夜ヘッドホンで完全に浸りながら聴きたい。

関東も雪国になる?

今年初の雪。
朝起きてびっくりした。
大雪警報とか出てたけど、寝るまではずっと雨だったし
勝手にあんまり天気予報信じていなかったら・・・
一面の銀世界!30㎝強は積もっていた。
学校も休み。旦那も電車動かず、休み。
3連休だ〜と盛り上がっていたのは自分以外。

今回はちょっと雪かきして、雪景色きれいだーなんつって
余裕あったけど。
ニュースで映し出される都心の駅の混雑風景。
阪神大震災から21年。
あんなに人でごった返す駅で、地震きたらどうなる?って自動的に思う。
みんないろんな一日を抱えてるだろうし、
どんな状況でも這ってでも行くのが仕事ってやつかもしれないけれど。
あの駅に並ぶ人たちの何人かは、会社の上司とか、家族とか、
誰かが「今日は仕事くるな」「今日は休みなさい」とかって一言言ってくれたら
案外外出しなくても良かった人っているんじゃないだろうか。
そうしたら、混雑緩和されて、何割かの絶対電車を使って移動しなきゃならない人ももう少し楽になっただろうに。
何かあったときのダメージだって減る。

旦那氏が、電車動かないと分かった時点で、もう休む気満々になっていたのを
最初は、「この人、仕事に対するプロ意識ないのか!!」と
いつものようにいらっと思ったわけだけど
でもニュースであの駅の混雑具合とか見ちゃって
自主的に仕事を休む選択をした旦那氏はまあ正しかったのかもしれないと
珍しく好意的になった雪の一日。

雨が降ったらお休みで〜
雪が降ってもお休みで〜